
近年、よもぎ蒸しを取り入れるサロンが急速に増えてきました。
気軽に始められる施術として注目されており、開業のハードルが低いことも、その広がりを後押ししていると考えられます。
よもぎ蒸しは使用する椅子や壺、よもぎの質、熱の伝わり方など、細かな要素ひとつひとつが [効果] や [体感] に大きく影響します。
- 「Richesseよもぎ蒸し」は他のよもぎ蒸しと比べて何がちがうのですか?
- 黄土椅子のよもぎ蒸しと、木の椅子のよもぎ蒸しはそこまで大きな差があるのですか?
当社にそのような問い合わせが増えてきている事からも、よもぎ蒸しに対する世間の注目度も高まってきている事がわかります。
- よもぎ蒸しの本場韓国の職人による手作りの黄土座器
- ただの国産ではなく「奄美大島産よもぎ」のみを使用した、よもぎの純度100%の美人草
『本物のよもぎ蒸し』を実現するため、お客様によもぎ蒸しの効果を実感いただくため、
Richesseよもぎ蒸しは、一切の妥協をすることなく、唯一無二といえる“こだわり”を詰め込みました。
ここでは、よもぎ蒸しに対するRichesseのこだわりをお話させていただきます。
よもぎ蒸しとは?
煎じたよもぎの蒸気を下半身の粘膜を中心に吸収する療法。
韓国では古くから「体を温めることが女性の健康の基本」と考えられており、
その考え方は「冷えは万病のもと」と言われる、日本人の感覚ともマッチし 温活や美活として現在では広く注目を集めています。
- 発汗によるスッキリ感
- リラックスによる気分の切り替え
- “内側” から整える温活ケア
- よもぎの持つ自然療法のチカラ
- 呼吸や瞑想を促す静かな時間
よもぎ蒸しは「今日を楽にするチカラ」と
「明日を整えるチカラ」どちらも叶えてくれる 現代女性の強い味方です。

黄土よもぎ蒸しとは?

当社の基準では「黄土椅子」「黄土壺」の両方を使用して行うよもぎ蒸しを
『黄土よもぎ蒸し』と呼びます。
※どちらか片一方だけでは黄土よもぎ蒸しとは呼びません
黄土は、シルトと呼ばれる細かい粒の土が風で運ばれて広い範囲に積もったものです。
数千年以上をかけて堆積された黄土は、単なる土壌ではなく地球規模の風の循環、生態系の成り立ち、そして人類文明の形成と深く関係している物質です。
「地球の記憶を宿す土」ともいわれています。
黄土の構造(ハニカム構造)
黄土の最大の特徴は その内部に
無数の小さな空間をもつ「ハニカム構造」

「蜂の巣」を意味し六角形が隙間なく並んだ強くて軽い構造
このハニカム構造により 黄土は
[通気性][保温性] [保水性] に優れた土といわれます
空気や水分が自由に出入りしやすく、外からの熱を効率よく取り込み、
その熱を長時間にわたって保つことができます
ハニカム構造の黄土によってもたらされる特徴
- 高い通気性
空気がスムーズに循環し湿気がこもりにくい - 優れた保温性
熱を効率よく蓄え じんわりと放出する力がある - 高い保水性
微細なすき間が水分を吸収、保持し乾燥を防ぐ - 遠赤外線の放出
加熱時に遠赤外線を発生し体を芯から温める効果がある - 浄化・吸着作用
空気中の不純物やニオイ微細な粒子を吸着する性質がある - 天然ミネラルの拡散
多孔質構造によりミネラルや微量元素が熱や蒸気とともに拡散される
特に良質とされている朝鮮半島の黄土
世界最大の黄土分布域は、ユーラシア大陸中央部 中国北部の「黄土高原」があります。
朝鮮半島は偏西風の影響で大陸から風が吹き込むため、黄砂の「第一到達地点」です。
長期間にわたり風によって運ばれた微粒子が堆積した結果、非常に質のよい黄土層が形成されたと考えられています。
よもぎ蒸しの本場韓国では、
昔から質の良い黄土が取れ「黄土部屋(オンドル)」や「黄土壺」「黄土風呂」など黄土を活用する文化が根付いています。
地理的な背景と長年の利用実績があり品質の良い黄土の見極めや加工技術が発展し、黄土が生活に馴染んでいったと考えられています。

国産黄土とのちがい
日本にも「黄土」と呼ばれる土は存在しますが、ユーラシア大陸由来の黄土とは、また性質が異なります(諸説あり)
日本列島は火山活動が活発な地域で土壌の多くが火山灰由来です。
風によって運ばれて堆積した朝鮮半島産の黄土とは異なり、日本の黄土は火山灰由来の土が、長年の風化と侵食を経て黄色く粘土質になったもの。
従って、日本では黄色い粘土質の土を「黄土」と称しています。
火山灰や風化した粘土がベースであり、粒子の大きさがバラバラだったり粘り気が強かったりするため、自然なハニカム構造が形成されにくく、黄土の持つ遠赤外線効果や天然ミネラルの放出作用は、ユーラシア大陸由来の黄土の方が格段に高くなるのです。
Richesseの黄土座器は
韓国産の黄土を100%使用し
よもぎ蒸しの本場韓国の職人により
1つ1つ手作りされています

「良質な黄土」と長年、人の手によって受け継がれてきた黄土を加工する「技術」を丁寧に融合させることで『本場のよもぎ蒸し』を感じられる黄土座器が完成しました。
リシェス黄土椅子の特徴と他社製品とのちがい
①黄土の産地
朝鮮半島でも特に良質な黄土とされる地方の黄土を原材料として使用
②本場の職人が1つ1つ手作り
機械による量産品ではなく、よもぎ蒸しの本場 韓国で職人が1つ1つ手作り
③焼成の温度
遠赤外線効果の効能を最大限に活かしながら、椅子として使用できる強度を保つため、何度も試行錯誤を繰り返しました。
④釉薬を一切塗らない素焼きへのこだわり
黄土の呼吸を妨げないように、釉薬を一切塗らない 素焼き製法にこだわりました。
※黄土は「呼吸する土」とも呼ばれていて、表面に釉薬を塗ってしまうとその呼吸が妨げられてしまいます。
遠赤外線効果や黄土の持つ特徴を損なわない素焼きの状態にこだわっています。
⑤滑らかな肌ざわりと座りごこち
よもぎ蒸し座器は地肌で直接座る椅子です。
滑らかな肌ざわりを実現するため研磨の度合いにも明確な基準を設定しました。
⑥座面の傾斜
座面にはなだらかな傾斜がつけられています。
これによって骨盤との角度を調整し、座るだけで姿勢を整える効果を実現
黄土壺へのこだわり

黄土壺はよもぎ(座浴剤)と直接触れ コンロの熱と直接触れる道具です。
耐久性はもちろんのこと、よもぎの効能を最大限に生かす工夫が施されています。
- 釉薬を塗らない素焼き仕様
黄土の呼吸を妨げないことは大前提であり釉薬は一切塗っていません - 壺の深さとサイズ
よもぎの蒸気をまろやかにするには水の量がとても大切です
(当社の黄土壺はたっぷり 2.2ℓの水分容量) - 焼成温度
黄土の遠赤外線効果を最大値にするため黄土壺に最適な温度で焼成
Richesse美人草について

Richesseオリジナル座浴剤である「美人草」は、
ただの「国産よもぎ」ではなく『奄美大島産よもぎ』を100%使用した、とても貴重な座浴用よもぎです。
奄美大島の豊かな自然と温暖な気候、清らかな水と強い日差し
そんな恵まれた環境の中で「たくましく」「香り高く」育ったよもぎは、他の地域のものとはひと味違います。
農薬や化学肥料を一切使用せず「自然の力」と「島の人たちの丁寧な手作業」で育てられたよもぎは葉が大きくて香りも深いことが特徴
美人草でのよもぎ蒸しを体験した方々からは
- 「よもぎの香りが心地いい!」
- 「肌当たりがやさしい!」
などなど、ご満足の声が多数寄せられています
奄美大島は温暖で「癒しの島」とも呼ばれますが…島の天候はそこそこ過酷です。
1日の中でも
「晴天」
「雨(スコール)」
「風(暴風)」と、
様々な顔を見せてくれる奄美大島のお天気

紫外線は本土の約2倍
奄美大島は台風の通り道でもあります。
植物には足がありませんので、その環境から逃げることができません。
そんな過酷な環境に耐え、たくましく育つよもぎは自然と生命力が強くなるはずです。
他の薬草を配合しない(混ぜない)

Richesse美人草の大きな特徴は、栄養価の高い奄美大島産よもぎのみを使用した
『よもぎの純度100%の座浴剤』です。
他の薬草や生薬を混ぜていません。
他の薬草や有効成分を配合することを否定するわけではありませんが…
まずは、よもぎが本来持ち合わせている「自然のチカラ」を余すところなく身体で吸収することにこだわりました。
奄美大島産よもぎ“のみ”を100%使用した、混ぜものなしの座浴用よもぎ。
まさに『本物のよもぎ蒸し』を体感いただけます。
地方創生・高齢者の活躍の場所をつくる
よもぎの選別・乾燥といった加工作業を担ってくださっているのは
奄美大島の高齢者サークル『美人草』の皆さん
少子高齢化や地域の過疎化が進むなか、
高齢者が“ただ働く”のではなく、地域に活力をもたらす存在として輝ける場所をつくること
それは、当社が「美人草」に込めたもうひとつの願いです。
よもぎの香りに癒されながらその奥にそっと宿る
“誰かの温かな手仕事” を感じていただけたら これほど嬉しいことはありません。
